Top / 各国戦略 / AOD日本

各国戦略/AOD日本

概説

  • 対中華民国が軸となることを含め大筋ではDA以前と同じなので、AODの新システム等に関わらない下記以外の更に詳しいことは向こうを参照。
    空軍の弱体化や補給ルール変更とか細かいルール変更が多々あるので勝手が違うので戸惑うでしょう。

序盤のガイド

軍備を整えて、中国を一気に下しましょう。

政策スライダー

  • 基本的にはタカ派か計画経済で。イベントでどんどん流されるのでそれほど気をつけなくともいい。
  • 国土が狭く、かつ主要なプロヴィンスには守備隊が配置されているので不満度を甘受しつつ早期にスライダーを動かすことで民主化、自由経済化も十分可能。日本が資源輸入国であることを考えると、自由経済のメリットは大きい。
    ただし不満度が溜まりすぎるとクーデターで民主化がなかったことにされるので注意。また民主化すると宣戦布告も少々やりにくくなる。

国策

  • 基本的にはお好みで。
  • 社会政策の宗教重視や国家文化の個人主義的起業文化は政体がPA(権威主義/権威主義)のうちにしか取れないので注意。
  • ドイツ式国策三点セットとの相性も悪くない。
    AODは占領地のICが回復するのに時間がかかり、中華はパルチ祭り、東南アジアは資源はあるがICは少なく、国外ICボーナス系国策を選択するメリットが低い。
    低パルチ高ICのインドは連合と戦争になる、と早期の占領地IC活用は難しい。

大臣

当面は情報担当をIC+5%に、参謀総長を指揮統制回復+20%にする程度で、良い人材が出たら適宜交代すれば良い。

貿易

  • 資源小国なので、アメリカやオランダなどレートの良い特定国に偏りがちになるが、全世界から広く浅く輸入するつもりで。
  • 自動貿易より手動でこまめに協定締結した方が良い。島国なので貿易申し込みには輸送船団が必要になります。輸送船団の在庫数に注意。
    常に輸送船団連続生産のため1ライン割り当てておくといいかもしれない。

生産

難易度が上がっているので、安全策を取るなら歩兵全力生産が良い。

インフラ整備

  • AODはインフラ整備ゲームと言われていますので存分に活用してください。
  • まず開始直後にすべきなのは東京のインフラを最優先で最大まで生産すること。
    余裕があれば大阪・札幌・福岡あたりのインフラ生産しても良い。

工場生産

  • 基本的にそんな余裕はない。

陸軍生産

  • 全力で歩兵を生産する。騎兵を少し作っておくと色々便利に使える。山岳兵は万能だが、コストが高すぎる。
    旅団付属はお好みだが、なくても全く問題ない。
  • 1.07では南洋諸島の守備隊にロックが掛かっているため、中国大陸へ転属させる事ができない。いっそのこと開始直後に全部解体し、歩兵用のMPに還元した方が良いと思われる。

海軍生産

  • 基本的にそんな余裕はない。中華民国の海軍は弱いので初期艦隊で十分に戦える。
  • どうせ後で改良できない海軍増強の余裕は全く無いので初期生産ライン分は最後尾に回すこと。
  • 1型2型の駆逐艦は新型艦が就役したら護衛船団に変換しよう。
  • Verに依存するが、輸送船団を作るより、輸送艦を作って輸送船団に変換した方がお得な場合もある。
    1.07輸送船団はIC2/90日/1人的で5隻、輸送艦IC5/90日/1人的で変換すると10隻。
    つまり輸送船団10隻あたり人的1がお得となる。MP確保が苦しい1.07ではメリット大。

空軍生産

  • DAに比べ、AODは空軍の弱体化が顕著なため、同じICを使うなら歩兵の物量で殴り倒したほうが速い。

外交

2・26回避と満州の技術強化に満州を同盟から追い出して併合・再独立の裏技がある。

ちなみに満州に関してはパッチの導入で扱いを改めて考える必要がある。
1.04ならば残しても補助戦力としてあてにできるが、1.07では守備隊しか生産しない上に、技術開発の優先順位の問題で戦略的再配置がなかなかできない状態が続く。
よって、ひたすら首都に守備隊のタワーを作るばかりで戦力としてあてにできない。
統帥権を返還すると何故か戦略的再配置がなされて守備隊が国境に配備されるようになるが、自国から外には出ない為に守備隊をパルチ対策目的で拝借する事もできない。
この事を踏まえると、併合する選択肢も積極的に考えても良いかもしれない。

満州のAIを自分で弄って変更することもできます。自己責任でどうぞ。バックアップを忘れずに。

+  AOD1.07満州のAIの変更方法

対中国戦略

  • 対中華民国開戦は早く、また軍閥と挟み撃ちできれば、それぞれ良く、戦略としては蒋介石マジックで返って面倒になる軍閥領土は無視し、上陸後はまっすぐ重慶に向けて進撃すると早く決着する。
  • MPを無駄使いする平押しはやめましょう。1.04ならまだしもMPが少ない1.07では絶対にやってはいけません。
  • 外交傀儡化を狙わないなら、基本的に包囲殲滅で敵の数を減らしていく戦法を試みたい。

指揮統制の回復

  • AODではインフラ修復に時間がかかることもあり、戦地では指揮統制がなかなか回復しない。
  • 1.04はまだいいが、1.07は中華民国が積極的に焦土戦を使ってくるので、インフラがボロボロになり、下がった指揮統制が全く回復しなくなる。
    ほっておくと補給切れで消耗したりする。
  • 上手にローテーションを組んで、新規生産部隊や南洋から輸送した守備隊(1.04のみ)と交代させて東京へ後送し、指揮統制を回復させること。

中華民国降伏イベント

  • 決着方法としては併合、イベント傀儡化、外交傀儡化がそれぞれ、技術・領土・残存戦力などの点で一長一短なのでお好みで。
  • イベント傀儡化や併合で貰うゴミプロヴィンスはたいした旨みはないので返すなり満州に押し付けるなりご随意に。

対中戦後

  • 戦間期は史実のタイムスケジュールならこの時期しか余裕が無い工場・日本列島全域のインフラ建設や時間のかかる艦艇の技術研究・生産を中心にした軍備増強に努めるのが基本。
    内政が好きなら一足早い高度経済成長を楽しめる。
  • お好みで蘭印を狙っても良い。
    好戦性と講和の容易さを考えるとインドネシア(要輸送船団追加。1.05以降なら独立時に船団が与えられる)を独立させてしまうのがいい。
    より過激なクラサオ割譲→ベネズエラ・米東海岸直撃コースもある。

大戦勃発以降の戦略(枢軸・非連合国編)

侵攻はDA同様にヨーロッパ戦線とアフリカ戦線の状況次第である。
もしドイツがイギリス本土占領に成功していると、大抵インドにイギリス首都がある。
英国本土陥落から相当時間が経っているとそれなりにインドに歩兵が集まっている。

AODでは陸上戦がとにかく長い為、あまりぐだぐだ戦闘していると米国に邪魔されたりするので注意。
更に何らかの理由でジブラルタルまで陥落している場合、インドに連合海軍が集結している事があり、
強襲上陸中の輸送艦隊が襲われる可能性が大幅に高まるので、戦況をよく確認しよう。
DA同様に、とにかく宣戦布告したらスピード重視でインドを制圧してしまう事が肝要である。

イタリアが意外とへたれずにスエズ占領するケースもかなり見受けられる。
ジブラルタルが陥落しているか、スエズが陥落しているか、英国本土が陥落しているかで
連合軍の海軍や輸送船団、陸上部隊を積んだ輸送艦隊がどの海域に多いか想像できる。
特に1.07ではMPがどの国も苦しい為、海上で打撃を与える事は相対的に有効度が増している。

防衛はDAとは若干様相が異なる。
先に述べたように陸上戦闘の長期化に伴い、負けそうな上陸迎撃戦が発生してもしばらくはもちこたえてくれる。
その間に他の軍を防御支援に回すだけでなく、海軍を援軍に出す事も現実的になった。
上陸作戦を中止させられるだけでなく、師団を積んだ輸送艦まで撃沈できれば儲けものだ。

よってAODでは海軍の集中運用だけでなく、ある程度小分けにしたり大量の海軍を作る利点が増したと言える。
港にいれば石油もほとんど消費しない為、あまり負担にもならないだろう。
艦隊のいる港に迎撃機を配置しておけば、空母に襲撃されても返り撃ちできる。

AODではスパイで海軍や輸送船団の情報を得られるようになったり、
貿易にも輸送船団が必要になった事を考慮して海軍を運用できれば、新鮮なプレイができる。
ちなみに貿易に輸送船団が必要になったのは、当然ながら島国日本にとって致命的でもある。

ICが増大した際に日本付近に生産地域の少ない石炭をいかに確保するかが重要になるが、
ドイツへの輸送船団は連合軍にとって格好の的となってしまうので、貿易破棄が妥当である。

輸送船団が不要な貿易手段である「交渉」で割高に石炭を貰うようにするのが良くなった。
東南アジアを確保した後の日本は稀少資源に恵まれる為、ドイツへの援助も兼ねると良い。
また、シベリア方面を経由してソ連と貿易できれば、輸送船団を組んでも問題はない。
レニングラード経由で貿易させられるケースが多いので、船団ルートは要確認。

自力で確保するという選択肢を取る場合、侵攻場所はソ連領の中央アジアであるが、低インフラに悩まされる。
1.04はまだしも、1.07ではその点が恐ろしく苦しくなった。
指揮統制も回復しない、物資も届かない、師団の戦力も低下する。
新疆方面が顕著であり、かと言って極東から侵攻しては時間がかかり過ぎるし、やはりそれでも補給は厳しい。

1.07では連合と事を構えながら共産とも戦うというのはかなり厳しくなった。
弱くなったドイツの生存こそが生命線であり、ドイツ滅亡後のソ連が対日開戦したら石炭の供給源はかなり絞られる。
「インドはちょっとした石炭産地」である事は書き添えておく。

大戦勃発以降の戦略(連合国加入編)

もし連合入りするつもりならば、この点は一切問題がなくなる。
連合入りは簡単で特に難しくないが、好戦性に注意。
裏技では開始直後に民主化にスライダーを動かして野坂参三率いる日本にした上で、
どこかに宣戦布告して2.26事件を回避すれば、容易く連合入りできるのはDA通りだ。

晴れて連合日本となった後は、アメリカに喧嘩をふっかけない限りは日本は安泰となる。中国と戦った後有り余った師団を使ってソ連に宣戦するなり、アフリカ戦線でパスタを盗むなり、欧州に上陸してヨーロッパに日本の植民地を作っても良い。

ただしアジア側のソ連はウラジオストクなどを除けば微妙なプロヴィンスが多いこと、アフリカ戦線でイタリアを駆逐するとイタリア半島にイタリア軍が集結し上陸が難しくなること、ナチスドイツ崩壊後の一部国の独立イベント(発生前に独立させれば属国にはできる。)に注意。
ちなみにフランス、オランダ、ベルギーの亡命政権3カ国の旧領土は問答無用で三カ国に返上される。

ナチス・ドイツを崩壊させた後はソ連を潰すなり新大陸を狙ってみたり連合を抜けるなりご自由に。
日本は明らかに連合国となったほうが簡単だが、スリルがなくなり退屈さが増える可能性もあるので注意。特に欧州が青いコカコーラに染まってしまった時。


Top / 各国戦略 / AOD日本