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各国戦略/フィンランド/冬戦争

解説

1939年〜40年の冬戦争がテーマです。
旧ロシア帝国領だったバルト三国を併合したソ連は、次にフィンランドを併合せんと目を向けてきました。
調子に乗っている赤いヒグマを叩きのめしてやりましょう。史実と違って決して勝てない相手ではありません。

そうは言うけど勝てんの?

実はフィンランドはすでに戦略的勝利に必要なVP55を手にしています。
よって支援をつっぱね、ヴィボルグからいくらか師団を引き抜いて北上させてソ連軍をただ撃退するだけで実は勝てます。
何しろ司令部と守備隊以外はすべて山岳兵な上司令官の質もいいフィンランド軍に対し、物資欠乏状態で18年式歩兵も混じるソ連軍ではお話になりません。
しかしそれでは面白くありませんので、もっと積極的に攻勢に出て勝ってみましょう。

で、どうすれば良い?

攻勢に出る?それなら折角ヴィボルグに20師団も司令部&山岳兵があるんだから、レニングラードを落とそう!
・・・何てことは考えてはいませんか?レニングラードは要塞都市河川付きという無茶苦茶に守りが堅いです。
逆に統制が下がった所を突破されかねません。もしヴィボルグが陥落したらもうさっさと電源きって寝ましょう。ヘルシンキなんかあっという間に落ちますから。

まずヴィボルグの軍を再編成し、司令部+山岳兵7師団程度を残してソルタヴァラに移動させます。ミッケリの軍も、まとめてカレリア方面に回します。
ヴィボルグは要塞と河川がありますから7師団程度でも大丈夫です。防戦持ちの古典派大将にでも守らせておけば尚良し。
ロヴァニエミの山岳兵一師団はペッツァモに向かわせます。この師団は消耗が激しい上アカの空軍が執拗に空爆してきます。
優先と攻勢をつけておくといいでしょう。
海軍はとりあえず沿岸砲撃でもさせましょう。気休めですが。バルチック海軍に沈められても泣かない。
空軍?んなもの戦力がゴミなので飛ばしてもまるで役に立ちません。落としてくださいといっているようなもんなので放置して構いません。
ところで守備隊ですが、これは空爆の囮くらいにはなるのでとっておきましょう。
イベントが発生すると山岳兵に変化しますし。

編成を完了し、時計を回すとまず序盤にカヤーニが攻撃を受けます。正真正銘のゴミプロヴィンスなのでさっさと捨てましょう。抗戦しても指揮統制と人命のムダです。
退却先は北のラップランドでなければどこでも。間違ってもペッツァモなんかに逃げないように。
ミッケリとヴィボルグの軍の移動が完了したら、ヨエンスーとソルタヴァラからペトロザヴォツクを攻撃しましょう。古典派の星マンネルハイムの兄貴なら間違いなく勝てます。
ペトロザヴォツクを落としたら次はケムです。ヨエンスーからの支援があれば楽勝です。ペトロザヴォツクには10師団程度残してマンネルハイム元帥に守らせれば大丈夫。ヴォルホフとの間には川がある上、セゲージャにいる敗残兵相手なら余裕です。
尚セゲージャ攻撃は湿地で落としにくい上、下手をすると三方向から攻められますからオススメできません。

その頃にはソ連軍は漸くカヤーニについているはずです。赤軍は馬鹿正直にもムルマンスクの軍もカヤーニ攻撃に参加させますので、当然ムルマンスクはガラ空きになります。
そうなったら早速ペッツァモの師団を向かわせましょう。これでソ連空軍の一部を葬り去ることができます。
カヤーニの赤軍が直ぐ戻ってくるので恐らくムルマンスクを維持することは難しいでしょうが、ソ連軍に奪回される前にケリがつくことでしょう。
仮に奪回されても、補給の切れた赤軍を殲滅してから再占領すればOKです。

ぶっちゃけ、このシナリオのフィンランドは相当楽です。
本編で赤軍に毎回轢かれるムーミンの皆さんはこれで憂さを晴らしましょう!

歴史イベント

はっきり言って頼る必要性を感じませんが、フレーバーとして楽しむのもいいでしょう。支援イベントでVPが減ってもムルマンスクを占領すれば大丈夫です。
英仏の支援はまるで役に立たないので要注意。

フィンランドの外交的決断

  • 開始して暫く経過すると発生
  • 支援など期待できない!
    • VP+2
  • イギリスとフランスに支援を求めよう!
    • VP-1
    • イベント『フィンランド支援に向けた連合諸国の共同声明』『連合国がようやく支援を提供』が発生するようになる
  • ドイツとスウェーデンに支援を求めよう
    • VP-2
    • イベント『スウェーデンがフィンランドと同盟交渉を開始』『ドイツがソ連国境に兵力を増強中』が発生するようになる

スウェーデンがフィンランドと同盟交渉を開始

  • 1939年12月10日より1940年1月15日の間にランダムで発生
  • 『フィンランドの外交的決断』において『ドイツとスウェーデンに支援を求めよう』を選択
    • VP-5
    • スウェーデンと同盟を結ぶ。
    • スウェーデンがフィンランドの属国になる。
    • スウェーデン領の通行許可を得る。
    • イベント『ドイツがソ連国境に兵力を増強中』が発生しなくなる。

ドイツがソ連国境に兵力を増強中

  • 1940年2月10日より1940年3月15日の間にランダムで発生
  • 『フィンランドの外交的決断』において『ドイツとスウェーデンに支援を求めよう』を選択
    • VP-3
    • ソ連軍10師団が消滅する。

フィンランド支援に向けた連合諸国の共同声明

  • 1939年12月10日より1940年1月15日の間にランダムで発生
  • 『フィンランドの外交的決断』において『イギリスとフランスに支援を求めよう』を選択
    • VP+2

連合国がようやく支援を提供

  • 1940年2月10日より1940年3月15日の間にランダムで発生
  • 『フィンランドの外交的決断』において『イギリスとフランスに支援を求めよう』を選択
    • VP-2
    • ヘルシンキに18年式歩兵2師団が出現

〜月補充兵の準備完了

  • 12月〜3月の間一ヶ月毎にランダムで発生。
    • MP100、物資20、石油5を入手

〜歩兵師団が動員される

  • 守備隊変化版は1939年12月15日から1940年1月15日の間にランダムで発生
  • 39年12月中に一回だけ発生するのも存在
  • 変化する師団に対応する守備隊が存在(守備隊変化版)
    • ヘルシンキに山岳兵1師団が出現
    • 守備隊が消滅(守備隊変化版)

スウェーデン義勇兵団

  • 1940年1月1日から2月10日の間にランダムで発生
    • ヘルシンキに山岳兵3師団が出現

国土防衛隊が動員されます

  • 1940年1月から3月の間一ヶ月毎にランダムで発生
    • ヘルシンキに民兵3師団、守備隊2師団が出現
    • 2月発生の場合は民兵4師団、守備隊3師団が出現

スウェーデンF19飛行団

  • 1939年12月1日から30日の間にランダムで発生
    • ヘルシンキに初期型迎撃機1師団が出現

グロスター・グラディエーター飛行隊

  • 1940年2月1日から30日の間にランダムで発生
    • ヘルシンキに初期型迎撃機1師団が出現

連合国から航空機の提供

  • 1940年3月1日から30日の間にランダムで発生
    • ヘルシンキに改良型戦闘機2師団が出現

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