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各国戦略/広西軍閥

 

 

概説

中国の各軍閥は日本と中華民国という二大勢力の狭間での生き残りを求められるため、難易度は総じて高いといえます。
その中にあって広西軍閥は比較的生き残りやすく、戦略にも多少の選択肢があるので取っ付きやすい部類に入ります。
とはいえ国力は脆弱で、関係するイベントの詳細やAIの動きも把握しないとあっさり日中の戦乱に呑み込まれるので初心者には向かないのは確かです。

なお、軍閥各勢力の戦略には共通する部分も多いので、各軍閥・共産党のAARも見ておくことをオススメします。

初期の状況

広西軍閥は中国南部に位置し、中華民国・雲南(雲南)・仏領インドシナに隣接し、海の向こうにには日本があります。
領土は広いものの本国プロヴィンスは西側に限られ、高IC地域の広州(クワンチョウ)を含む東側および沿岸部のほとんどは国外プロヴィンス扱いとなっています。
そのため見た目ほどのICは得られず基礎ICは10止まり、なおかつ最初から不満度が20%あるためパルチザンまで湧きかねない有様です。
めぼしい資源はなく、不満度を下げて実効ICが回復すると赤字に転落します。
ただMPには困りません。むしろ使い道がありませんが。

研究機関はスキル4の李宗仁と白崇禧、スキル3の中山大学が頼りです。そして初期の技術はほとんど白紙です。
塹壕すら掘れないので、早期に開戦するなら基本的建設技術は真っ先に研究する必要があります。
初期の大臣は可もなく不可もなくという特性ですが、これ以外の大臣候補は誰一人存在しません。
入れ替えを考えなくていいので楽ですね。

政体スライダーは独裁・右派寄りの権威主義で、その他のスライダーはハト派で孤立主義寄りなどかなり使いにくい状態です。
特に計画経済&徴兵制&ハト派の組み合わせのために改良にかかる時間・ICのコストが絶望的に高く、歩兵の性能では中華民国に追いつくので精一杯です。
初期の戦力は国力のわりに大量の民兵・歩兵がありますが、もちろんどれも旧式です。
39年型歩兵を開発してようやく、36年型への改良が(徐々に)可能になるでしょう。
その他迎撃機は解体するのでいいとして、輸送艦を一つだけ持っています。日本と同盟する場合、これが貴重な戦力となるので大事にしましょう。

広西がやるべきではない戦略

軍閥プレイ全体に言えますが、プレイヤーはまず負けパターンから把握しておかないといけません。
国家と呼べるかどうかも怪しい弱小勢力で大国を相手にする以上、一つ地雷を踏んでしまうと持ち直すことができなくなります。

自力で中華民国と殴り合う

他国でGCをやっていると、たまにAI広西が共産党と挟撃して中華民国を追い込む展開を見ることがあります。
しかし、これを自分で再現しようというのは無謀です。殴り負ける上に日本が介入してきます。
ちなみにプレイヤーが広西を担当している場合、中華民国からの和平イベントは起きません。

盧溝橋で開戦

DD以降の日本は強力です。その上広西戦争が起きないために開戦時の中華民国の部隊が広西との国境に張り付いた状態で開戦するため、序盤で日本に大きく押されます。さらに広東の分だけ中華民国のICが少ないのもマイナス要因です。
負けて"巨龍、滅ぶ"のイベントが発動しても劣化版満州国として生き残ることはできますが、全土併合を選択されると日本vs広西の戦争が続きます。

他の軍閥を攻撃

雲南相手なら優位に進めることはできますが、押し込んだところで日本が介入してくるでしょう。

戦略:日本と同盟

とりあえず日本と組んで蒋介石を追い落としましょう。広西であれば汪兆銘と日本軍が結託して……とか脳内補完もできますしね。

友好度さえ上げてしまえば日本と同盟するのは難しくありません。
7日ごとに石炭を1.0づつ無償で提供する貿易協定を結んでいけば、6月には友好度が+50まで上がります。
さらに1回友好度を上げれば、同盟確率はだいたい50%になります。

その間に対中華民国を見越して戦力を再編・再配置しましょう。
西側は民兵中心に各プロヴィンス3,4個師団程度を置いて守備に徹します。ただ、首都の桂林(ゴイリン)は集中攻撃を受けやすいので6個師団ぐらいは必要です。
主力は東側に置き、南京方面への進撃を目指します。さらに1〜2個師団を上陸作戦のための遊撃部隊とします。

同盟締結後は、中華民国の態勢が整う前に、つまり即座に日本に動いてもらいましょう。
運が良ければまだ西安事件が起きていないか、中華民国が内戦を継続していることがあります。そうでないとしても、待てば待つほど中華民国に有利です。
手順としてはまず山西(山西)に宣戦布告し、日本軍が南下してきたら中華民国に宣戦します。
ただし山西と日本が開戦すると、何を思ったか統一モードに入った蒋介石が軍閥とかチベット相手に戦争を始めるので、中華民国軍が内陸に移動するのを待ったほうが良いでしょう。
せっかく下げた不満度がまた跳ね上がりますが我慢。

日中戦争において、日本が勝利して中華民国の降伏イベント"巨龍、滅ぶ"が発動すると、軍閥は同盟国であっても日本の属国にされ領土も削られます。
以後は日本の戦争に付き合わされることとなりますので、中国の支配者を目指すならこれを阻止する必要があります。
そのためにはイベント発生条件である南京(ナンキン)、杭州(ハンチョウ)、上海(シャンハイ)のどれかを広西が押さえなければなりません。
中華民国と開戦する時点で、輸送艦に上陸部隊を載せて上海にいつでも上陸できるようにしておきましょう。そして防衛に隙があったら迷わず上陸を仕掛けましょう。
あとは南下する日本軍と北上する広西軍が連絡するまでここを守りきるだけです、が、簡単ではありません。
広西は輸送船団をわずかしか持っていませんので、日本が便乗して部隊を上陸させてくると補給が追いつかなくなります。上陸の際に物資を少し持ち込むので何度もまたは何部隊も上陸させこれを貯める、上陸部隊を輸送艦に載せ敵が奪回にきたら下船させて防衛する、別方面にも上陸して中華民国の注意をそらす、などして耐えてください。
日本の占領地と広西の本土が繋がったら、日本軍から援軍でいくらか送られてきます。そうなったらひとまず安心です。
優秀な日本軍を主力として中華民国を追い込んでいきましょう。ICや資源のあるプロヴィンスはなるべくこちらの領土にしたいところです。
途中までは相手を包囲殲滅しないと苦しい戦力差ですが、併合すれば中華民国の部隊はこちらに取り込まれるので、余裕が出てきたらわざと生き残らせましょう。
40年中に中華民国を併合できれば、まずは目標達成といったところです。
軍閥が中華民国に勝手に宣戦している場合は、日本と同盟してしまう可能性があります。残すと厄介なので、中華民国との戦争中に宣戦しておくべきです。

以後の流れとして、アメリカの対日石油禁輸が発動したら41年、そうでなくても42年には必ずと言っていいほどの確率で日本が太平洋戦争に突入します。
それまでは同盟を維持し、青写真を買い取りつつ軍閥の残りを併合していきましょう。同盟を切ってからだと日本が介入してきます。

同盟離脱後は、日本が大陸から戦力を引き抜いたところで宣戦するといいでしょう。日本の広西に対するマークは甘いので、満州以南であればあっさり取れます。
ただ、ソ連に横取りされないように満州まで確保したり、インドシナまで制圧するのは展開次第では厳しいものがあります。
こうして日本を追い出せば、広西軍閥はもはや中国の正当な支配者といっていい領土を得ているでしょう。ただし国外プロヴィンス扱いなのでICは低く*1、パルチザン発生率が時間とともに下がるDA1.2でない限り、全土でパルチ祭りとなります。
その後は日本攻略といきたいところですが、広西の国力では上陸作戦ができるようになるまで相当な時間がかかります。適当なところで領土を割譲させての講和も考えておきましょう。
あるいはいっそ中国統一にこだわらず、連合に加盟して海外に活路を求めたほうがいいかもしれません。

戦略:どうしても盧溝橋で開戦するなら

中華民国で連合入りする場合と同様、あらかじめ連合に加盟しておいて日中戦争に英米仏を巻き込めば、かなり日本が不利になります。
中華民国の場合と違い、広西とイギリスが同盟していても盧溝橋事件は発生します。

開戦後は残念ながら、統一戦線が組まれると強制的に連合から離脱して中華民国との同盟になってしまいます。しかし蒋介石が負けては元も子もないので、沿岸防衛や前線での援護はしておきましょう。こちらが高見の見物を決め込んでいると、中華民国がズルズルと負けて重慶まで落とされてしまうこともあります。
フランス陥落後、ヴィシー領のまま残るインドシナ・シャムを取るのは簡単ですが、できれば日本の艦隊が大人しくなったところでインドネシアも押さえてしまいたいものです。
なお戦争が終わると、中華民国は同盟から抜けて国内統一のために軍閥を攻撃するようになります。勝てそうにないと思ったら、同盟が崩れる前に適当な国に宣戦して同盟を無理矢理維持するという手はありますが。


*1 残念ながら山西のように内相に恐怖公なんていません

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