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データ集/陸軍ドクトリン

機動重視→先鋒突撃(ドイツ式)

序盤の指揮統制が非常に高く、序盤から戦車師団にIC修正が付くと、ひたすら序盤に強い。
コンバットイベントは包囲、突破の確率が大きく上昇するため、攻撃に有利となる。司令部による発生率ボーナスも非常に高い。

39年以降は歩兵と砲兵旅団にもIC修正が付くが、43年にはそれが失われる代わりに新たに自動車化歩兵、機械化歩兵、自走砲旅団にボーナスが付く。

短所は士気が高くないことと、終盤になるにつれ相対的な優位を失うことか。

最終盤で分岐があり、
指揮統制と突破CEが増加する「近代電撃戦」と、
歩兵の指揮統制と士気をそれぞれ-10%する代わり、多くの陸上ユニットの都市防御効率を5〜10%上昇させる「国民突撃」とに分岐する。

研究史実年指揮士気コンバットイベント司令部生産修正、他
強襲突破待伏包囲反撃遅延後退年式速度補給CE修正
機動重視1936+20'36+11.1
先鋒突撃1937+25+10+2+2+1+4+2'39+2+11.3軽戦車-10%
重心攻撃1937+30+30+4+4+1+6+2'39+2+21.6軽戦車-15%/戦車-10%/軽戦車旅団-5%
電撃戦1938+40+50+4+8+1+10+2'39+3+31.9軽戦車-20%/戦車-20%/軽戦車旅団-5%
空挺強襲効率+20%
遅滞戦術1939+45+50+4+8+2+10+2+4'39+3+32.0歩兵-5%/軽戦車-20%/戦車-20%/砲兵-5%/軽戦車旅団-5%
空挺強襲効率+20%
弾力的防御1940+50+50+4+8+2+10+4+6+4'39+3+42.1歩兵-10%/軽戦車-20%/戦車-20%/砲兵-10%/軽戦車旅団-5%
空挺強襲効率+20%
戦闘部隊1941+60+50+4+8+5+10+4+6+4'43+3+52.5歩兵-10%/機械化-5%/軽戦車-20%/戦車-20%/砲兵-10%/駆逐戦車-5%/軽戦車旅団-5%
空挺強襲効率+20%
火砲旅団1943+65+50+4+8+5+10+8+8+8'43+3+62.7機械化-15%/軽戦車-20%/戦車-20%/自走砲-10%/駆逐戦車-5%/軽戦車旅団-5%
空挺強襲効率+20%
前線司令部1943+70+50+5+12+5+12+8+8+8'43+4+73.0機械化-25%/軽戦車-20%/戦車-20%/自走砲-10%/駆逐戦車-15%/軽戦車旅団-5%
空挺強襲効率+20%
近代電撃戦1947+75+50+5+17+5+12+8+8+8'46+4+73.0機械化-25%/軽戦車-20%/戦車-20%/自走砲-10%/駆逐戦車-15%/軽戦車旅団-5%
空挺強襲効率+20%

※「国民突撃」に進んだ場合

研究史実年指揮士気コンバットイベント司令部生産修正、他
強襲突破待伏包囲反撃遅延後退年式速度補給CE修正
国民突撃1944+70+50+5+12+5+12+8+8+8'46+4+73.0民兵-20%/機械化-25%/軽戦車-20%/戦車-20%/自走砲-10%/駆逐戦車-15%/軽戦車旅団-5%
空挺強襲効率+20%
歩兵の指揮-10%/士気-10%
陸上要塞効率+5%
漸次撤退+5%
民兵・歩兵・守備隊・空挺・海兵・山岳・自動車化・騎兵の都市防御+10%
機械化・軽戦車・戦車の都市防御+5%

機動重視→人海戦術(ソ連式)

最高の士気を持つ。ただし指揮統制は低い。

歩兵と騎兵に大きなIC修正を持ち、41年以降は自動車化歩兵、機械化歩兵、対戦車砲旅団にもボーナスが付く。

コンバットイベントは強襲と反撃の発生率が上昇。
ともに自軍の戦力を犠牲にして敵軍の指揮統制を下げるイベントであり、通常よりもMPの損失が大きくなりがちである。

この系統は指揮統制の低さを数で補うことが必要であり、MPの豊富な国に向く。
士気が高いため指揮統制の回復が早く、戦闘で敗れても迅速に戦線を立て直せる。

46年には、戦車と機械化歩兵のみ士気が30%上昇し、士気が飛び抜けて高い機甲部隊を編成可能になる。

研究史実年指揮士気コンバットイベント司令部生産修正、他
強襲突破待伏包囲反撃遅延後退年式速度補給CE修正
機甲部隊集中運用1936+20'36+11.1
人海戦術1936+10+50+2+2'36+11.2歩兵-5%/騎兵-10%
広域前線1937+20+50+4+2+1+2+2'36+11.3歩兵-10%/騎兵-20%
縦深作戦1940+20+70+4+4+2+3+2+2'39+2+11.5歩兵-15%/騎兵-20%/民兵-10%
空挺強襲効率+20%
局地防御1941+20+70+4+4+2+3+4+2+2'39+2+11.6歩兵-20%/騎兵-20%/民兵-20%
空挺強襲効率+20%
縦深防御1941+30+70+4+4+2+3+6+5+5'39+2+21.8歩兵-25%/騎兵-20%/民兵-20%/対戦車-5%
空挺強襲効率+20%
広域編成SOP1941+40+70+6+4+2+3+8+5+5'43+3+32.0歩兵-20%/騎兵-15%/自動車化-5%/機械化-5%/民兵-15%/対戦車-5%
空挺強襲効率+20%
突破優先1943+40+90+8+8+2+3+8+5+5'43+3+52.25歩兵-15%/騎兵-10%/自動車化-10%/機械化-10%/戦車-5%/民兵-10%/対戦車-5%
空挺強襲効率+20%
速度戦1943+40+110+8+8+2+5+8+5+5'43+3+72.5歩兵-10%/騎兵-5%/自動車化-15%/機械化-15%/戦車-10%/民兵-5%/対戦車-5%
空挺強襲効率+20%
機械化人海戦術1946+40+110+8+8+2+5+8+5+5'46+3+72.5歩兵-10%/騎兵-5%/自動車化-15%/機械化-15%/戦車-10%/民兵-5%/対戦車-5%
空挺強襲効率+20%
機械化・戦車の士気+30%

※ゲリラ戦を研究した場合

研究史実年指揮士気コンバットイベント司令部生産修正、他
強襲突破待伏包囲反撃遅延後退年式速度補給CE修正
ゲリラ戦1944+4+2歩兵の指揮-10%
民兵の士気+50%
民兵の山岳地・丘陵地・湿地の攻撃+5%/防御+10%
民兵の山岳地・丘陵地移動+5%

火力重視→火力優勢(アメリカ式)

初期の指揮統制と士気は共に低いが、42年以降は劇的に改善され、43年には42年時点のドイツと同等となる。
序盤の陸軍が弱体であるため、遅い時期に戦争に突入する国家に適している。

歩兵と砲兵旅団のIC修正は非常に大きく、ソ連式と同等のコストで生産できる。
42年にはこれらを失う代わりに、自動車化歩兵と自走砲旅団のボーナスを得て、43年には機械化歩兵のボーナスも得る。

司令部のESE修正が最も大きく、最終的には+8%となる。

DDより46年には、指揮統制と士気が10%ずつ上昇し、ドイツ式と比べて士気で上回るようになる。

なお、このドクトリンは43年に一回だけ分岐がある。
「部隊協同防御」か「機械化部隊攻撃」のいずれかを選ぶことになる。名前の通り、防御のコンバットイベントが増えるか、機械化が安くなり攻撃のコンバットイベントが増えるか、である。
表を見れば分かるとおり、指揮統制などは変わらない。どちらかと言えば、機械化を選んでおくのが無難だと思われる。

研究史実年指揮士気コンバットイベント司令部生産修正
強襲突破待伏包囲反撃遅延後退年式速度補給CE修正
火力集中運用1936+10+2'361.0
火力優勢1936+20+2+2'36+11.0
遅滞1937+20+2+4+2+2'36+11.1歩兵-5%/砲兵-5%
機動防御1938+30+10+2+6+4+4'36+1+21.3歩兵-10%/砲兵-10%
匍匐1939+30+20+4+2+6+4+4'36+1+31.4歩兵-15%/砲兵-15%
支援統合化1940+30+30+6+1+4+1+10+4+4'39+2+41.6歩兵-20%/砲兵-20%
連隊戦闘チーム1942+40+30+6+3+5+3+10+6+8'43+3+61.9歩兵-10%/自動車化-10%/砲兵-10%/自走砲-10%
部隊協同防御1943+60+50+6+3+5+3+12+8+12'43+3+82.2歩兵-5%/自動車化-15%/砲兵-5%/自走砲-15%
空地連携戦闘1946+70+60+6+3+5+3+12+8+12'46+3+82.2歩兵-5%/騎兵-5%/自動車化-15%/砲兵-5%/自走砲-15%

※43年に「部隊協同防御」でなく「機械化部隊攻撃」を選択した場合

研究史実年指揮士気コンバットイベント司令部生産修正
強襲突破待伏包囲反撃遅延後退年式速度補給CE修正
機械化部隊攻撃1943+60+50+8+5+5+5+10+6+8'43+3+82.2歩兵-5%/自動車化-15%/機械化-15%/砲兵-5%/自走砲-15%
空地連携戦闘1946+70+60+8+5+5+5+10+6+8'46+3+82.2歩兵-5%/騎兵-5%/自動車化-15%/機械化-15%/砲兵-5%/自走砲-15%

火力重視→大規模戦術(共通部分)

36年時点では最もバランスが取れているが、年代が下ると共に他に大きく劣るようになる。

初期から人海戦術と同等の歩兵IC修正があるため、序盤で戦力を揃えることに向いている。
40年以降は、対戦車砲旅団のボーナスも加わる。なお、42年に更に三つに分岐する。

46年の「集中攻撃」で、砲兵が付属したユニットのみ。指揮統制と士気が20%ずつ上昇する。
速度を犠牲にする代わりに、指揮統制と士気の総合力で、他のドクトリンを圧倒できる。陸軍の強化を図れる。

研究史実年指揮士気コンバットイベント司令部生産修正、他
強襲突破待伏包囲反撃遅延後退年式速度補給CE修正
火力集中運用1936+10+2'361.0
大規模戦術1936+20+1+2+2'36+11.2
塹壕戦1936+20+10+1+2+6'36+21.2歩兵-5%
集団突撃1938+20+40+3+1+2+2+6+6'39+1+31.2歩兵-10%
予測防衛計画1940+30+50+3+1+2+2+6+10+2'39+1+41.3歩兵-15%/対戦車-5%
中心計画1942+40+50+3+1+2+2+8+10+2'39+2+51.4歩兵-20%/対戦車-10%
集中攻撃1946砲兵のみ指揮統制+20%/砲兵のみ士気+20%

火力重視→大規模戦術→消耗抑制(イタリア・フランス式)

指揮統制と士気がやや上昇。
ただし指揮統制は39年ドイツ式、士気は40年式ソ連と同等までにしかならない。
砲兵、工兵の各旅団にも新たにボーナスが付くが、焼け石に水。

研究史実年指揮士気コンバットイベント司令部生産修正、他
強襲突破待伏包囲反撃遅延後退年式速度補給CE修正
消耗抑制1942+45+50+6+1+3+2+8+10+2'39+2+61.7歩兵-20%/砲兵-5%/対戦車-10%/工兵-5%
強襲突破1944+45+75+12+3+5+2+8+10+5'43+3+72.0歩兵-20%/砲兵-10%/対戦車-10%/工兵-10%

火力重視→大規模戦術→浸透強襲(日本式)

指揮統制は微増する程度だが、士気が大幅に上昇。最終的にはソ連式を下回るが、瞬間最大風速では有利。
海兵、民兵にIC修正が付くが、一方で戦車はIC増となる。
この系統の特徴として、歩兵系ユニットの夜間の戦闘と移動にボーナスが付くことが挙げられる。

研究史実年指揮士気コンバットイベント司令部生産修正、他
強襲突破待伏包囲反撃遅延後退年式速度補給CE修正
浸透強襲1942+40+100+5+3+7+3+8+10+2'39+2+61.7歩兵-20%/戦車+5%/海兵-5%/民兵-10%/対戦車-10%
歩兵・空挺・海兵・山岳の夜間攻撃・夜間防御+10%
縦深浸透1943+40+100+5+5+13+5+8+10+2'43+3+72.0歩兵-20%/戦車+10%/海兵-10%/民兵-20%/対戦車-10%
歩兵・空挺・海兵・山岳の夜間攻撃・夜間防御+50%

火力重視→大規模戦術→段階作戦(イギリス式)

指揮統制が上昇し、ドイツ式に近い形になるが、それでも41年のドイツ式に劣る。
歩兵ボーナスは低減するが、新たに自動車化歩兵、機械化歩兵、戦車のボーナスを得る。
大規模戦術系の国が機甲軍にウェイトを移す唯一の道であるが、それなら最初から電撃戦を選べば良いことが多い。

研究史実年指揮士気コンバットイベント司令部生産修正、他
強襲突破待伏包囲反撃遅延後退年式速度補給CE修正
段階的作戦1942+55+50+5+3+4+4+8+12+4'39+2+61.7歩兵-10%/自動車化-10%/対戦車-10%
部隊相互運用1944+55+50+5+5+5+8+8+12+8'43+3+82.0歩兵-10%/自動車化-10%/機械化-10%/戦車-10%/対戦車-10%

比較

ドイツ式ソ連式アメリカ式イタリア式日本式イギリス式
指揮士気指揮士気指揮士気指揮士気指揮士気指揮士気
1936503040805030504050405040
1937606050805030504050405040
1938708050806040507050705070
1939758050806050507050705070
19408080501006060608060806080
19419080701006060608060806080
194290807010070607580701308580
194390807014090807580701308580
19441008070140908075105701308580
194610580701401009075105701308580
特殊1058070170100909512590150105100

※特殊欄は、ソ連であれば戦車および機械化歩兵、伊日英は砲兵旅団が付属したユニットにのみ適用


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