各国戦略/モンゴル のバックアップソース(No.1)

[[各国戦略]]

*概要 [#la0346c9]

かつてユーラシアの大半を支配した帝国の姿はなく、アジアの1弱小国家と成り下がったモンゴル。
そのICは5。人的資源は7。特記すべき資源産出も無し。周囲に切り取れる領土もなく、それ以前の問題としてソ連の属国です。

ストレス無くゲームを進めるならソ連でスタートし、傀儡政権を解除+統帥権の返還くらいしてもいいでしょう。
もちろん、そんな軟派な事はしたくない!と初期条件のまま始める事も出来ますが、それがゲームとして楽しめるかはまた別の問題かと…。 

さて、なんだかんだ書きましたが、モンゴルがウルトラCを決め過去の栄光を手にする事は厳しいながらも決して不可能ではありません。

以下の文章はDDA1.2+DAIM+SMEPに基づきますが、バニラでも基本的には同じかと。
#contents

*国内事情 [#s77a64eb]
スライダーはバリバリの徴兵制・ハト派・孤立主義です。ICにボーナスが付く所まで計画経済に振ってあるのと、レーニン主義なため
宣戦布告が自由に行えるのは利点でしょう。これを生かさない手はありません。

資源に関しては初期のICをやっとまかなえる程度でしょうか。パトロンであるソ連がおんぶにだっこしてくれるので困る事はないでしょう。

また小国にしてはそこまで閣僚は酷くありません。36年段階では閣僚の変更は出来ませんが、年次が進むとそれなりに増えてきます。
元首がIC-10%とかじゃないだけマシです。

労働力は+0.03とアルバニアといい勝負です。初期のマンパワー7ぽっちでは歩兵すら作れません。
初期の軍隊は民兵が2つに騎兵と砲兵付き歩兵が1つずつ。すべて18年式です。幸いな事に充足率は100なので補充する必要はありません。

そして労働力以上に終わっているのが研究。まず研究機関がスキル2の3つだけ。しかも適正が微妙に合わないと言う鬼畜仕様。
研究の進み具合に至ってはもう終わっているという言葉を通り越して悲惨の一言です。研究が完了しているのは
第一次大戦型歩兵&騎兵&軽野砲、大戦間型戦闘機、基本型装甲車。これだけです。
え?騎兵は半自動車化まで終了してないとおかしい?騎兵縛りしたい?コサックマンセー?''何寝言を言っているんですか?''

*モンゴル帝国復活へ、その道筋 [#l8ecef89]
ゲームがスタートしたらまずはチョイバルサン工業連合に後方地域補給物資集積所を研究させて下さい。勿論青写真を貰いましょう。
同時に最初からある物資でにウランバートルにいる4師団に攻勢をかけさせ、一番左端のホブトというプロヴィンスまで移動させましょう。
インフラとプロヴィンスの大きさのせいで到着は3月以降になるでしょうが…。部隊が到着するまでの間は全力で物資を生産して下さい。
到着したら指揮統制の回復を待ち、新彊軍閥に宣戦布告です! するとイベントが発生し中国の各軍閥や国民党が同盟を組みます。

そう、筆髭の力を借りて中国大陸を丸ごと平らげるのです!いくら山岳とは言え民兵1個師団くらい4個師団がかりで殴れば問題ありません。
この時攻勢をかけた騎兵のみを攻撃させ、残りで支援攻撃を行うと速やかに進軍できます。ここからは全ての師団に常時攻勢をかけるくらいの勢いが必要です。
そのくらい中国奥地はインフラが劣悪なのです。新彊軍閥唯一のVPプロヴィンスであるウルムチを占領したらさっさと併合します。
こうなるとソ連軍が中国に攻め込むとなるとモンゴルを通らざるを得なくなり、全ての領土をモンゴルの物とすることが出来ます((もちろんこの時、傀儡解除してることが条件です。でないとソ連軍がモンゴルを通過してもソ連領になってしまう))。
無事に併合した頃にはそろそろ後方地域(ryの研究が終わっているので、戦略的再配置で全ての師団をウランバートルの右下、サイシャントへ飛ばして下さい。

ここからがモンゴルの運命を分ける一大決戦です。日本が盧溝橋事件で中国と開戦する37年中頃までに死ぬ気で山西軍閥の4つのプロヴィンス、
チーニン・カルガン・ベイピン・ティエンチンを占領し、日本が地続きで中国に攻め込めないようにする必要があります。
DD以降の強化された日本AIならただでさえ戦線が広がっている国民党を殴り倒すのは容易です。しかしAIは上陸戦はまだまだ苦手なので、
地続きで無くしてしまえばかなりの間静かにしていてくれます。それでも''一度強襲上陸をすると凄まじい勢いで領土を取られていきます。''
日本との出し抜き合いは運も絡み、下手をするとほとんど領土を獲得できないまま国民党その他を併合されてしまいます。
これにはソ連軍の頑張り具合も影響します。

さて、上手い具合に上記の4プロヴィンスを占領し、とりあえず日本をシャットアウト出来たらそのまま南西へ進撃し、意地でも
チェントゥー・ツーコン・チョンチンを手に入れて下さい。この隣接する3プロヴィンスには、国民党が工場を移転させている場合38ものICが
密集しています。37年には内務大臣に恐怖公が登場するので基礎ICが爆発的に伸びます。西側から攻めると山岳な上にプロヴィンス間の距離が遠く、
到着しても指揮統制が下がったところを叩き出されるので恐らく東から攻めるしかないでしょう。

初期配置の4個師団では全く持って兵力が足りないので、しこたま貯め込んだ物資を元手にソ連から歩兵なり山岳なりを手に入れて下さい。
ソ連とはかなりレートがいいので好きなだけ買い込みましょう。ただし調子に乗るとあっという間に人的資源が尽きます。
ICがあるのに人的資源のせいで何も生産できないとか言うふざけた状況になるくらい人的資源に関しては最後まで頭を悩まされるでしょう。
研究は陸ドクだけでいいでしょう。歩兵を研究したところで徴兵軍&計画経済では全然改良が進みません。物資でも生産してたほうがマシです。
ただでさえ人的資源が乏しいのにソ連式ドクトリンを選ぶのは気が進みませんが、
モンゴルの貧弱な研究機関では''青写真がないとろくに研究が進まない''ので仕方ありません。

最終的に、日本が上陸した沿岸州以外のプロヴィンスを占領し、国民党を併合すると、恐怖公のIC増加も合わせ基礎ICはなんとか40を超えます。
ああ、チンギス・カンもご覧あれ!今や我々は''3本の研究ラインとさらには海への出口をも手に入れた''のです!
国民党や軍閥を併合したところで相変わらず研究機関は貧弱ですがそれは国家機密という事で…。

*その後 [#cefe9038]
後はもうモンゴル帝国復活のため好き放題しましょう。ゲームスタート時に属国を解除しているのならソ連との同盟を離脱し、
新たな同盟に加わる事すら出来ます。ただし、政体が一致しないのと孤立主義過ぎて外交に使う資金が高いので注意が必要です。
同盟入りを目論むのなら早い内に介入主義へスライダーを動かす必要があるでしょう。

ソ連との同盟を抜ければイベント的な縛りはなくなり、パクス・モンゴリアを目指したり
日本へ第3次遠征を仕掛けたり、わりと好き放題出来るでしょう。