#contents ///''マルチパッチで廃止'' ///''マルチパッチでは不要'' ///''ルールで禁止'' **概要 [#j83e141b] このページでは、過去のマルチプレイ環境では通用したものの、現在では通用しなくなっている仕様・テクニック等をまとめています。 ***政治干渉 [#pfe786b2] ''マルチパッチで廃止'' バニラでは、''政治干渉''によって同盟国の政策スライダー((民主・独裁と右派・左派を除く))を、自国の政策スライダーに近づけることができます。 ただし、基礎ICの差が2倍以上なければ政策スライダーが動くことはありません。 2倍以上ある場合は、基礎IC差に依った確率で政策スライダーが動きます。 マルチパッチでは、一切のスライダーが政治干渉で移動しないため意味がありません。 ***資源のための独立 [#ze1945b9] ''マルチパッチでは不要'' バニラでは非中核州の資源は50%しか活用できないため、100%の資源を得るために新規国家を独立させる必要がありました。 マルチパッチでは資源の要素が廃止されているため、変換も不要です。 また、現在は国家独立そのものがルールで禁止されています。 ***併合したプレイヤー国家の再独立 [#iaa8a9d7] ''ルールで禁止'' プレイヤー入りの国家を併合すると、そのプレイヤーはゲームから自動で落ちるのですが、 元々プレイヤーの居た国家を、立て直しが行われる前に再独立させると、まだプレイヤーが残っている扱いになり外交などの返答が無くなります。 プレイヤー入りで併合された国家を再独立させるのは、立て直しが行われた後にしましょう。 現在のルールでは、国家の独立処理が禁止されているため心配する必要はありません。 ***石炭から石油への変換 [#ga317825] ''マルチパッチで廃止'' 変換される石油の量は実効ICの1/10で固定です。 変換に使用される石炭の量は、石油への変換量を変換効率で割った値になります。 変換技術が進展しても変換される石油の量は変わらず、使用される石炭の量が減るだけです。 変換技術が進展していないと、莫大な石炭を変換に取られるので、石炭が不足する懸念がある場合は変換をオフにしておくべきです。 マルチパッチでは資源の要素が廃止されているため、変換も不要です。 ***押し付け [#u6c10812] ''ルールで禁止'' 軍の物資と石油の消費を節約するため、AI国に軍を押し付ける技で、そのやり方は三種類あります。 1.自国首都と、陸路で首都が繋がっていない同盟国のプロヴィンスに軍を派遣する 2.通行許可を得ている非同盟・傀儡国のプロヴィンスに軍を派遣する 3.自国首都と陸路で首都が繋がっている同盟国へ遠征軍を派遣する 1の場合、同盟国ではなく通行許可をもらっているだけの国でも構いません。この場合、陸軍だけでなく海空軍も派遣できます。 デメリットは、敵海軍によって封鎖され陸軍が押し付け先から脱出できなくなるリスクがある点です。 2の場合、空軍基地の無い国には空軍は押し付けられませんし、海軍基地の無い国には海軍は押し付けられません。 3の場合、移動する手間が省けるというメリットがありますが、''派遣先の国が陸軍ドクトリンを研究完了する''と、''陸軍ドクトリンが上書きされる''という問題があります。 派遣先の国の陸軍ドクトリン研究に目を配る必要があるので面倒です。 この三つすべての場合で、押し付けている軍の戦力が溶けることがあります。 軍の戦力が溶ける条件は''一日に一時間も物資が届かない''ことです。 一時間でも物資が届けば良いのですが、押し付け国が一時間分の物資すら供給できない状態になることがあります。 そのときは、押し付け国に貿易((包括交渉では一気に消費されるために効率が悪いです。))で物資を送ってやりましょう。 それが面倒なら、ある程度の物資を自力供給してくれる国力がある国に押し付けるのが良いでしょう。 ***物資・石油ワープ [#d9b82fa1] ''マルチパッチでは不要'' 陸軍が輸送艦・輸送機を乗降することで''首都の国庫から物資・石油をワープ''させることができます。 これを繰り返すと、輸送船団が無くとも補給を保つことができてしまいます。 マルチパッチでは、船団が無限に存在するためこの技を使う必要はありません。 ***遠征軍による軍の割譲 [#mf4750de] ''ルールで禁止'' A国からB国へ遠征軍を出し、その軍をC国の輸送艦に載せます。 その後に立て直しが行われると、A国からB国へ師団の所属が司令官ごと移動します。 立て直しありきの技なので実用性は低いでしょう。 現在のルールでは遠征軍そのものが禁止されているため使えません。 ***統帥権なしでの同盟国の海空軍の操作 [#j790d6f6] ''ルールで禁止'' ショートカットキーを使用することで、統帥権や遠征軍がなくとも同盟国の海空軍を操作できます。 陸軍は同盟国の輸送艦や輸送機に乗り込むことができ、乗り込んだ瞬間はその輸送艦や輸送機を含む軍団を操作できます。 このときその軍団をショートカットに登録することができるため、いったん登録してしまえば、ゲームを再起動するまでその軍団を自由に操作できます。 同盟国のほうで編成をしなおしてもらう必要がありますが、輸送艦や輸送機を含まない通常の攻撃用の編成の軍団を操作することもできます。 現在のルールでは統帥権そのものが禁止されているため使えません。 ***パルチザン鎮圧率による偵察 [#ld0a4b04] ''マルチパッチでは不可能'' パルチザン鎮圧率は第三国からも自由に確認できます。 バニラでは、パルチザン鎮圧率を見ることで、そのプロヴィンスに駐留している軍数を予測することができます。 マルチパッチでは敵軍数をノーリスクで偵察することを防ぐため、全陸軍のパルチザン鎮圧能力を0に変更しているため使えません。 ***任務 - パルチザン掃討 [#lb2bcb0c] ''マルチパッチで廃止'' パルチザン掃討任務を実行しているとその軍団のパルチザン鎮圧率を2倍にできます。 バニラでは、通常のパルチザン対策の運用に加え、上記のパルチザン鎮圧率による偵察の裏をかくことが可能でした。 マルチパッチでは、パルチザンの要素自体が廃止されていることもあり、廃止されてます。 ***天候の影響 [#ybe12748] ''ルールにより廃止'' バニラでは天候によって陸空軍の戦闘効率が変化しますが、マルチパッチのディシジョンによってこれが無効化されるのが現在のルールとなっています。 海軍については、引き続き天候の影響を受けます。 ***昼だけ攻撃 [#p35d3ed6] ''マルチパッチでは不可能'' 戦闘効率の良好な昼な間だけ攻撃戦闘を行い夜になったら停止することで、キルレシオを良くする小技です。 バニラでは夜間に陸空軍の戦闘効率が低下しますが、マルチパッチでは夜間修正が廃止されています。 ***CEキャンセル [#ub21cb79] ''マルチパッチでは不可能'' 敵軍に優位なCEが発生した瞬間に戦闘を停止することで、CEを無かったことにする小技です。 バニラではCEが8時間続くので実用範囲でしたが、マルチパッチでは2時間しか続かないので実用範囲外です。 ***CEへの司令部の影響 [#q7ef7fe4] ''マルチパッチで廃止'' バニラでは、司令部が存在することでCEの発生率が大きく増加します。((司令部の存在によってどれだけ発生率が増加するかは、陸軍ドクトリンに依存していました。)) マルチパッチではこの要素が廃止され、司令部の存在有無がCEに影響を与えません。 ***遠征軍の司令部 [#j14f8a1a] ''ルールで禁止'' 遠征軍として派遣して貰った同盟国の司令部は、自軍の司令部として扱われます。 ただし、派遣元の同盟国軍には司令部の効果が適用されなくなります。 現在のルールでは遠征軍そのものが禁止されているため使えません。 ***陸軍の長距離退却 [#v24491e2] ''ルールで禁止'' 陸軍が攻撃されているとき、退却させたいプロヴィンスを選択し、攻撃されている陸軍を追加で選択すると、最初に選択した陸軍の周辺プロヴィンスに退却させることができます。 退却元と退却先のプロヴィンスの距離がどんなに長距離でも陸路で繋がっていれば可能です。 退却中、退却経路のプロヴィンスに敵陸軍が存在した場合は、退却を中止し通常の攻撃戦闘に切り替わります。 ただし、退却元と退却先のプロヴィンスが陸路で繋がっていない場合は「退却中(搭乗中)」と表示され、一瞬だけ戦闘が中断された後に戦闘が再開されます。 ***海軍の長距離退却 [#y32589bb] ''ルールで禁止'' 海軍の戦闘に入る前に任務一覧から基地移動を開いておき、四時間が経過して手動退却が可能になって以降、任意の海軍基地へ基地移動をかけると、その基地に向けて退却します。 これを利用し追撃を受けずに離脱できます。 また、基地移動中に攻撃を受け指揮統制が0になっても基地移動先へ長距離退却します。 長距離退却の状態は解除できません。 このとき、退却先のプロヴィンスが敵陸軍によって占領されると、退却が完了した瞬間に艦隊が消滅します。 ***海戦・空対艦戦闘のクリティカル [#wf21d888] ''マルチパッチで廃止'' バニラの海戦・空対艦戦闘では、全ダメージの10%がクリティカルとなり戦力へのダメージが10倍になります。 マルチパッチでは、海戦・空対艦戦闘のランダム性を下げるため廃止しています。 ***海戦のターゲット選択 [#nbbd6d03] ''マルチパッチで廃止'' バニラにおいては、攻撃ターゲットの選択は敵艦隊のポジション値に基づいて決定されます。 マルチパッチでは、すべての戦闘艦がゲーム内の処理として同じ扱いを受けているため、原則としてランダムに攻撃対象が決定されます。 ただし、敵艦隊に輸送艦が含まれるときだけは例外で一定の確率((詳細は不明。体感は五割程度です。))で輸送艦をターゲットにします。 ***輸送船団襲撃並行 [#p07f6a5a] ''マルチパッチで廃止'' バニラでは、沿岸砲撃などの任務を行っているときに、並行して船団襲撃を行うことが可能です。 ただし敵護衛船団による反撃は通常の船団襲撃時と同じく行われ、特に小型艦の戦力・指揮統制が削れるので注意しましょう。 マルチパッチでは、船団の要素そのものが廃止されています。 ***艦載機なし空母による接近 [#n04758f8] ''マルチパッチで廃止'' バニラでは、空母の射程は艦載機により規定されていて空母そのものの射程は5kmに過ぎません。 空母と戦艦等の混成艦隊では空母の射程が優先されることを利用し、艦載機の無い空母を艦隊に組み込むことで、 空母と戦艦等の艦隊が通常の空母艦隊相手に優位な射程を取ることができます。 マルチパッチでは、射程のルールが抜本的に変更されているため使用できません。 ***迎撃機の対戦術・戦略・海軍爆撃機修正 [#n6adc2f2] ''マルチパッチで廃止'' バニラでは、迎撃機が戦術・戦略・海軍爆撃機を一つでも含む航空隊と交戦する際、25%の戦闘効率修正を受けることができましたが、 マルチパッチにより、これは廃止されています ***核兵器破壊回避 [#o18fb312] ''マルチパッチでは不要'' 核兵器がプールにあると敵の諜報任務により破壊される可能性がありますが、戦略爆撃機等に搭載しプールから移動させると、敵が任務を実行できず破壊されなくなります。 マルチパッチにより核兵器破壊任務が廃止されているため、この小技を行う必要性はありません。