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各国戦略/日本/珊瑚海海戦

解説

珊瑚海海戦とありますが、南太平洋戦線全般がテーマです。
海戦が重要なファクターを占める数少ないシナリオなのですが、ゲームバランス的にはやや問題があります。
第一はAIは海軍の運用が下手なので、自軍の艦船の集中運用を心掛けるだけで簡単に制海権を得られてしまう事(ミッドウェイで勝ったことにして正規空母4隻が加わるまではai相手でもヒヤヒヤ物です。)、
第二は日米豪の各国は無償物資を与えられた上、本拠地に永久タワーを築きますが、
このシナリオで与えられる資源で上陸作戦を成功させる事はかなり困難である事、
最後に、空母や戦艦は徐々に補充されてくるのに対し、輸送船の補充が限られているため、
海戦で輸送船をごっそり沈められたら、ほぼ詰んでしまいます。
結局、戦略的勝利を目指すためには、ゲーム的なプレイが不可欠なんじゃないかと思います。

日本の戦術的勝利

1944年6月5日まで南太平洋での優勢を保っていれば戦術的勝利となります。
海軍の集中運用を心掛ければ海戦で負ける事はないでしょう。
前述のように輸送船を大事に守りつつ制海権を確保していけば容易に達成できると思います。

日本の戦略的勝利

ソロモン・ニューギニア・オーストラリアを制圧すると日本の戦略的勝利となります。
戦略的勝利のためにはブリズベンへの上陸作戦を成功させる必要がありますが、
オーストラリア軍がしっかりと防御を固めているため、上陸作戦は困難です。
とにかく海兵師団を生産すべきです。あと、空母の航空隊の改良も忘れずに。
MPが足らなくなったら戦力に問題のある守備隊や歩兵師団を解体してしまいましょう。
空軍は航続距離の関係でほとんど役に立ちませんし、余剰の海軍も物資を食うだけなので廃棄するのもありと思います。
トラック島以外の地域は戦略的に無価値ですが、
1943年8月6日以降に日本が劣勢だと連合国が戦術的勝利を収めてしまうため、
ラバウル一帯だけはしっかりと守った方がいいでしょう。

初期の戦力は双方とも微弱で地味な殴り合いしかできませんが、
ゲーム開始後しばらくするとイベントで徐々に陸軍・海軍・空軍が追加されてきます。
ある程度の戦力が整ってきたらあちこちの島に散らばる敵軍を狙い撃ちにするといいでしょう。
退却先が海路で遮られる事が多いため敵軍は一撃で殲滅されますし、
航空基地のある島なら敵空軍を殲滅できるかもしれません。
さらに、慌てたAIの海軍が中途半端な戦力で妨害に来た所を袋叩きにすれば一石三鳥です。
もっとも、そうして確保した土地は無価値なので、さっさと引き上げて構わないと思います。

そうこうするうちに輸送船や海兵師団や歩兵師団が貯まってくると思います。
強襲上陸部隊を5-6師団ほど用意できれば準備は万端です。
ヌーメアを占領したうえでブリズベンに強制上陸をかけて成功したら、もうほぼ終了です。
もう、この部隊で攻略できないのはアメリカ本拠地のサモアくらいでしょう、
南太平洋に散らばるVPを適当に回収して回れば戦略的勝利です。
尚、1943年10月以降にオーストラリア軍が増強されるため、それまでには勝利を決めないと厳しいです。(戦略的勝利など不可能、豪軍4師団・米軍2師団の立て篭もるブリスベンを陥落させることは全艦隊で艦砲支援しても絶対できません。海兵師団の生産?どこにそんな余裕が。無理に作ったとしても登場時期が遅すぎる。)
トラックを犠牲(囮)にしてサモアを落とすことが可能かも知れません。この場合、初日から航空基地を生産開始するべきです。
ただし、どちらにせよ、ブリスベンを落とす戦力を調達できる見込みは立っていないハズです。なんとかして、ポートモレスビに豪軍を北上させてください。
前述されていますが、43年10月の連合サモア増援が致命的です。サモアを奇襲で落とせる可能性があるのは、9月までと見て構わないでしょう。

歴史イベント

援軍イベントは運が悪いと発動しないようになっています。
大和が来てくれなかったら泣いてください。

ミッドウェー海戦(日本)

  • 1942年6月8日
  • 大敗北(史実どおりの結果)
    • 1942年6月15日に霧島が援軍に来る
  • 引き分け(空母4隻のうち2隻を日本へ増援)
    • 1942年6月15日に赤城・加賀・霧島が援軍に来る
  • 南雲が運を得た(空母4隻を日本へ増援。ヨークタウン、エンタープライズ撃沈)
    • 1942年6月15日に赤城・加賀・蒼龍・飛龍が援軍に来る

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