各国戦略/南アフリカ

概説 †

連合の一員である南アフリカ。IC12のなんとも言えぬ国力とアフリカ南部という土地柄のおかげで観戦プレイ向けと評されたり他国でプレイするとわざわざVP取りに汲んだりめんどくさいとか思われたり悲しいお国。
史実では北アフリカ戦線でこっそり戦ってたりするが、その後のアパルトヘイトやヨハネスブルクコピペ、エビでお馴染みのSF映画の方が有名ではないだろうか。
しかし軍事的に見ると伝説の第32大隊やEO社、魔改造戦車オリファントなどミリタリーマニアにはたまらない面もまたある。
本項目は、こんな魅力溢れた国が活躍しなくてどうする！と南アフリカを列強に仕立て上げる指南書である。

内政 †

元首や大臣がIC-10%とか-5%とか出てきますが、年月が進めば他の大臣のプラス能力でそれは抑えれます。
それでも全体ICが-10%なんて状況が長く続くので天才的実務家が出ればすぐに変えましょう。
スマッツの他国人的プラス10%は魅力的ですが、装備は他の連合国から引っ張ってこれるので恐怖公に変えるのもありでしょう。
陸軍は物資消費-15%という神がいるのでこれは変えないこと。装備を買うのに節約は大事です。
スライダーは中途半端なのでこれから他国を食う南アフリカには独裁に寄ってもらいましょう。
しかし他国を攻める南アフリカにとってパルチザンは迷惑なのでスライダーは民主との境目で振るのをやめましょう。
イベントと手動で2-3年でここまで行けます。自由経済？贅沢は敵です。

外交 †

連合の一員なので大概仲良しです。史実に即して(アフリカーナー)かオランダとは連合入りしてもプラス5という冷めた関係だったりします。
最初の取引先は別大陸のアメリカです。まずはお金を物資でしこたま分捕りましょう。
お金が2-3000ぐらいまで貯めれたら今度はイギリスに装備を売ってもらいましょう。これもまた物資で。
外交一回にかかるお金が多いので、貯めた分は交渉料金だと考えてください。年月が進めば装備買うのにお金を使っても良いでしょう。
また人的が少ない南アフリカは奴隷船取引で増やしていくのもアリです。
装備を買う国はオーストラリアやカナダ、ニュージーランドもオススメですが、イギリスが良いレートで取引してくれます。友好度は連合各国向こうから上げてくれるのでいいとしてアメリカには200をキープしてもらいましょう。
石炭や希少資源が足りないならアメリカを頼りましょう。

軍事 †

初期配置は守備3、輸送船6です。守備はすべて取り払って人的に還元しましょう。
これから他国に攻め入る南アフリカにとって輸送船6は素晴らしいです。これだけは何があっても残しておきましょう。
問題は輸送船団が0なことです。これはどうにもならないのでライン生産しておきましょう。
輸送船や兵士はバハマなど(キューバ上にある)基地移動できるイギリスの領土に送っときましょう。物資はとにかく節約するに限ります。他国を攻めるのにも便利ですし。
ここまで来たらどこを攻めるか分かりますね？アメリカ？無理無理。40年までに騎兵20と囮の艦隊を揃えられる国ならアメリカを攻めるのは簡単ですが、南アフリカにそんな出力は見込めません。
ではアメリカ以外の資源国と言えば...そうベネゼエラです。

技術 †

連合国南アフリカが唯一誇れる分野です。ヴィッカースを筆頭に他小国が羨ましがる研究機関が並んでます。ICのおかげで宝の持ち腐れとなると思いきや拡張プレイをしていくとそんな不安も吹っ飛びます。
連合国なので青写真も貰い放題でこれだけ見ると大国レベルです。是非とも有効に使っていきましょう。

戦略 †

身体が油を欲している †

上記の通りベネゼエラを攻めます。2師団と上陸戦法でできるので買い揃えば即攻めましょう。
VPを取ったら即併合です。イギリスが勝手に講和することがあるので、7ぐらい上がる不満度を減らしたくても併合しましょう。併合すれば南アフリカはダイヤモンドと同じく貴重な資源産地を獲得できるでしょう。
この後は、アメリカの友好度を保ちつつ中米を食ってもいいでしょう。経験からすると3回に1回はアメリカに宣戦されますが。
ランドンが当選するとアメリカは何も言わなくなる可能性が高いです。
しかし、他国介入しまくり連合全体の好戦性が激増するにつれ不思議大戦が繰り広げられる可能性も高まります(独ソ始まった途端ソ連が連合に宣戦や、そもそも書いてる人の場合盧溝橋が起こらないのが偶にあります)
ポルトガルやスペインに宣戦して枢軸に入らせ独ソ戦でがら空きになったところをかっぱぐのもありです。
運良くソ連が連合に宣戦してなければベルリンまで行かずともスイス東部ぐらいまでは行けるはずです。
また、隙を突いて日本本土侵攻も良いです。中米、ポルトガル、スペイン、日本を取ると実効IC140になり、見事南アフリカは列強になれます。
フランス領地も取っておけば更なる増加も見込めます。そこからの対ソ戦などは師団数さえ揃えば勝てます。
ドクトリンは浸透強襲がオススメです。スマッツの適性が合います。機甲部隊を揃えるなら段階的作戦もありです。ここらは自分の趣味にあったドクトリンで行きましょう。
なお、電撃戦に変えるのはオススメできません。初期から塹壕戦を研究できており、初期研究ラインが1しかない南アフリカにそんな余裕はないはずです。人海戦術？初期増加数が0.09なのに？
ここまで来れば、連合国の中でも印象が薄い南アフリカは、そんなことねーぜ！と啖呵が切れる実力を持ってることが分かりますね！
猫缶好きなエビが落ちてくるわけですよ！
是非とも南アフリカでプレイしてみましょう！

追記 †

特に史実通りに？アフリカ戦線を戦いたいという場合に有効なテクニックとして
開始直後に豆戦車を99連続生産にいれておくとよい。（但し必要になるまでICは割り振らない）
他の国でも有効だが南アフリカは自由経済、常備軍と改良に伴うコストが非常に少なく、極めて条件がよい。
このため豆戦車を生産してから改良することでまともに中戦車を生産するよりはるかに少ないICとMPで生産できる。